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考察|東京エレクトロンとTSMCの情報漏洩問題について/ラピダスが関与?スパイ疑惑?

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訪問ありがとうございます♩

今日はこのビックリしたニュースについて、私なりの考察をまとめてみようと思います!

本記事は私が勝手にネット上の記事や状況を推察してまとめたものです。個人の勝手な考察ですのでご了承ください。

ニュースについて

まずはニュースについておさらいです!

ちょっと衝撃的なニュースですね。そして俄には信じがたいニュースでもあります。

結論から言うと、色々と調べた結果、私はこの件、東京エレクトロンは限りなく白であると考えました。その理由を後述していきます。

限りなく白だと思った私の考察

いくつかの理由から、私はこの件について東京エレクトロン(TEL)は白だと感じました。

理由①TELにメリットが無さすぎる

まず一つ目は、スパイ活動を行ったところでTELにメリットが無さすぎることです。

そもそもTELが半導体装置メーカーとしてこれだけ世界で戦っていけているのは、TSMCと良好な関係を築けているからだと言っても過言ではありません。

現在の半導体業界においてのTSMCの地位は不動の王者そのものです。TSMC無くして私たちの生活は成り立たないと言っても良いくらいのものです。

そのTSMCを敵に回して、TSMCとの関係性が悪くなればTELの事業環境も圧倒的に悪化するはずです。今まで築いてきたものが全てなくなる可能性だってあるのです。

そのような危険を冒してまで、TSMCの機密を盗む必要性があるのか、正直理解に苦しみます。

メリットがないどころか、このような蛮行はデメリットしかないと思います。。

この方の意見が端的で正論かと思います!(知らない方だけど。。笑)

理由②ラピダスの社長は元日立

もう一つ感じたのは、流出先のラピダスについてです。

最近2ナノ半導体を完成させたとの発表がありました。

とても衝撃的な発表だったのでしょうね。

TSMCがリードしていた2ナノ半導体を新鋭のラピダスが完成させたとのニュースはさぞ衝撃だったのでしょう。

この発表もあって報道ではラピダスが疑われています。ですが私は技術的な部分は分かりかねますが、ラピダスは白だと思っています。その理由は、ラピダスの社長小池さんが元日立だからです。

日立の半導体の栄枯盛衰

ちょっと昔話をすると、私の父は元日立の半導体研究者でした。バブル絶頂期に入社し、最先端の半導体を研究開発してきました。けれど、父が定年退社する数年前、半導体事業部はなくなったのです。

父の仕事の全盛期は2005年。愛・地球博の入場券に当時開発していたミューチップが採用された頃でした。(日立製作所リンク

この頃を頂点に、日本の半導体産業は衰退していくことになります。

半導体産業の衰退は諸説あって、理由は一つではありません。半導体の開発は恐ろしくお金がかかる上に、目まぐるしく発展するので、2〜3年すれば最新技術も時代遅れになるような世界です。

開発費を捻出するのも簡単ではなく、当時の日立も稼ぎ頭の化成や原発に支えられて開発を行なっていたそうです。

また、日米間の取り決めもあったり、国家戦略としてのTSMCの台頭、半導体製造の分業化、さらにリーマンショックやバブル崩壊による経営難、そして当時父がよく言っていたのは、韓国へのヘッドハンティングです。

韓国への技術者の引き抜き

当時父がよくぼやいていたのは、高額の報酬をふっかけられて韓国に転籍する社員のこと、そしてその社員は技術だけ引き抜かれて使い捨てにされている…と言っていました。

俄には信じがたいけれど、事実こういうことはあったそうです。

こうして開発費もなくなり、人もいなくなった日本の半導体産業は衰退していくことになりました。

小池さんは悔しい思いをしている

昔話がひと段落したところで、話をTELとTSMCとラピダスに戻します。

ラピダスの社長の小池さんは、元日立社員です。父と同じ時代に在籍していて、父も小池さんのことは知っています。と言うことは、あの韓国の事件を目にしてきたはずなのです。

その小池さんが、このようなしょうもない愚行をやるはずがないのです。

盗まれる悔しさを知っている人で、きちんとした開発者ならば、人の大切な技術を盗むなどという愚かな真似は絶対にしません。常識的に考えて、できるはずがないのです。

だから私はラピダスは白であると信じているし、断言しても良いと思っています。日本の技術者はそこまで落ちぶれていません。はっきり言って、毎日努力している技術者に対して失礼極まりないです。

理由③万が一ラピダスが黒幕なら国家紛争級の大事件

ラピダスには補助金が大量に使われていますし、トヨタ・ソニー・ソフトバンク・三菱UFJといった日本を代表する超大手企業が出資しています。

さらに、この事件の最中にソフトバンクが追加出資を発表。

もしもラピダスがTSMCの技術を盗みに行ったのだとしたら、そこに出資した企業にとってもダメージですし、こんな莫大な国家プロジェクトで窃盗というリスクを取る方が馬鹿げていると感じます。。

報道を受けて、少なくともソフトバンクとラピダスの幹部間では情報の共有があるはずです。この状況でソフトバンクが追加出資できると判断したのならば、やはりラピダスは白だと思えます。

この3つの理由から、私は白だと思っています。

理由④技術的には異なるものらしい

このあたりの話は詳しくは分かりかねますが、TSMCの技術と今回発表されたラピダスのものは違う技術なのだそう。

このあたりの話は庶民には鬼むずなので分かりませんが、やっぱり常識的に考えて白じゃないかな〜と。。

私の仮説

そしてこのニュースを見て思った仮説は2つです。

仮説①ラピダスの技術は意外といける!?

正直、ラピダスは「公金の無駄」と思っていました。笑

正直、今更頑張ったところでTSMCやエヌビディアに追いつける訳もないし、インテルも挫折した最先端ロジック半導体に挑戦するなんてなんて愚かな。。くらいに思っていました。。笑

少し前に東洋経済でインテルの元社長が話していましたが、最先端ロジック半導体の開発は容易ではなく、エヌビディアとTSMCの牙城は崩せない、と。

けれども、今回の2ナノの発表はかなりの衝撃を与えたのだと思います。正直、TSMCもかなり驚いたのではないのかな?と。

もしかしたら、日本は研究は進んでいたけれど、開発費がなさすぎて作れなかっただけなのかもしれません。それを補助金と、大企業たちの援助を受けて、再び半導体業界を復活させようと頑張っているのかもしれません。

正直、ちょっとラピダスが応援したくなってきた。笑

ラピダス、意外といけるのかも。。?とも感じました。

仮説②誰が何のために情報漏洩を?

これは正直分からないし、私たちは報道を待つだけだと思います。けれども、邪推するならば、あの国なのかな。。とも。

もしかしたら、やはり既に私たちの目に付かない部分から、台湾有事は始まっているのかもしれません。

台湾有事が起きてしまったら、それはすなわち日本有事です。

ウクライナ戦争を経て、中露の関係が濃くなってしまった現在、もし万が一台湾有事が起きてしまえば、日本はあっという間に中国かロシアになるでしょう。。。

そうならないために、私たちにできることは何なのでしょうね。そんなところにまで思考が飛んでいってしまいました。。

この記事のまとめ
  • 東京エレクトロンもラピダスも白だと思う
  • TSMCの極秘を盗んで日本には何の得もない
  • 万が一盗んでいた場合は国家レベルの大問題に発展してしまう
  • ラピダスは意外と善戦している可能性が浮上
  • 台湾有事が迫っている可能性大

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