結論から言うと、成長性は高く、テンバガーは狙える銘柄ではあると思います!!
ククレブの成長可能性
ククレブの事業はとても成長可能性がある事業だと感じました。
ククレブは不動産関連の事業をしています。その中でCREというのを扱っています。
CREというのは国策のようですね。国交省のHPにCRE戦略というページがありますので、こちらも参照してもらうと良いと思います!(国交省CRE戦略)
このCRE事業というのはまだまだ始まったばかりで、成長性があると考えられます。(2025年8月期Q3決算説明資料P36より)

ククレブの競争優位性
ククレブのビジネスモデルは競争優位性があるか?競合に負けないか?を考えてみます。決算資料を参照します。(2025年8月期Q3決算説明資料P31.32より)


しっかりとポジショニングをしている様子が伺えます。
不動産業界というとのはあまり開かれた業界でないような印象もありますし、参入障壁の高さは納得かな〜とも感じます。(ブラック企業や地上げ屋といった悪い印象あり。。笑)なのでよほどの理由や志がないと新規参入はないのでは?と筆者の推測です。
ククレブの経営指標はどうか?
バフェットコードさんでざっと確認すると、こんな感じです。(バフェットコードリンク)

印象的なのは、自己資本比率の88.1%です。グロースの新規上場企業にしてはかなり高いかと。
レバレッジをかけていないとのお話しでしたので、ROEは高くないですが、ROICがしっかりと10%を超えていて、本業でしっかりと稼いでいる様子が伺えます。
また、営業利益率は30%をイメージしているそう。(2025年8月期Q3決算説明資料P17より)

収益性の高い事業を低レバレッジで行っていることがしっかりと数字からも伝わってきます。
しっかりとビジネスモデルを作り経営戦略を練っていることやマーケットの成長性を考えると、まだまだ成長できそうな印象があります。
ククレブの大株主は?ロックアップ解除の影響は?
大株主は宮台社長で、43%を保有しています。(バフェットコードより)
驚いたことに、宮台社長は上場直後に大量保有報告書を提出しています。つまり、5%以上の株式を購入したようです。
それだけ自信があるということなのでしょうね!
また、大株主の欄にベンチャーキャピタルの記載がないことも大きな特徴です。ということはロックアップ解除後のVC売りに怯えなくて良いということなのか!?なんて思ったりです!
懸念材料はある?
個人的に思う懸念材料は、高すぎるPERです。
ククレブは素晴らしい企業の一つだと思いますが、投資家の期待が乗りすぎているようで怖いな、と感じます。
先日もQ3の決算発表を受けて、株価はストップ安になりました。個人的にはストップ安になるほどの酷い決算だとは全く思いませんでした。しかしコンセンサスに届かなかったのか、マーケットの期待値が上がりすぎていてそれ以下だったからか、株価は暴落してしまった次第です。こんな好決算でストップ安になる銘柄には怖さを感じてしまいます。。
- ククレブ自体のビジネスモデルはとても素晴らしく、経営もとても上手くいっている印象
- マーケットの成長性もあり、今後も成長が見込める
- 一方で株価は加熱しすぎた感が否めない
以上が筆者の勝手な考察でした!もちろん、投資は自己判断でお願い致します!
元公務員で株式会社で働いたことがない主婦の私でも、ここまで企業分析ができるようになった秘訣はしっかりと学んだからです!投資は博打ではなく、立派な頭脳労働なのです♩投資学習に興味を持ったなら、ぜひしっかりと学んでいきましょう!!


