AIロボティクスや瀧川社長について興味を持ったけれど、化粧品のことはさっぱり分からない…といった方向けに、ネット上でのレビューや口コミを集めてみました!投資判断の参考にしてみてください^^
ちなみに私はナチュラリストですので、化粧品は無印を愛用しています!(無論、ホルダーです!)そんな私でもAIロボティクスの化粧品は売れてしまうと思える理由があって、ホルダーやってます♩数年死んだように握っておけば良い株かと〜笑
AIロボティクスの製品について
IR資料によると、AIロボティクスの現在のブランドラインナップは、ユンス(化粧品)、Brighte(美容家電)、ストレイン(ヘアケア)です。(決算資料P18)

決算資料によると、どうやら売れているらしい。けれど実際のところはどうなのか?まだ伸び代はあるのか?投資家なら疑問に思う部分だと思います。そこを調査してみました。(決算資料P11)

化粧品「ユンス」について
ユンスの主力商品は「生ビタミンC美容液」です。こちらの商品は数々の賞を受賞されていますが、私が個人的に気になったのは「美人百花美白美容液部門1位」「美人百花2022年下半期ベストコスメ」です。
正直なところを言うと、楽天やアマゾンの1位はすごいですけど、コスメ的にはそんなにインパクトがない印象です。私がこれはきっと良いコスメなんだろう〜と思う賞は、「美的ベストコスメ」のような美容雑誌系と、老舗コスメ口コミサイトの「@コスメ」の賞です。これを受賞すると、恐らく「ホンモノ」だと思います。
ただ、化粧品というのはとても個人の感覚が強いものです。男性と女性のマーケティング戦略でも、男性は数字、女性はイメージと言うと思います。例えば家電を買うにしても、男性はスペックの数字が重視、女性はブランドイメージやビジュアル、広告モデルのイメージといったふわっとしたものを重視する傾向があります。(筆者は理系出身で脳内ほぼ男ですので(笑)こういった女性的感覚は分かりかねます。。笑)
ユンスについても、定期会員数が右肩上がりということは、リピートしているお客様が多数存在しているということになります。「コアな層にファンとなってもらいリピートしてもらう」という基本戦略がしっかりしているのだな〜と感じています。(決算資料P10)

「美白美容液」業界でのユンスの立ち位置
ユンスの主力商品である「生ビタミンC美容液」は美白美容液というジャンルの化粧品の分類されます。(ビタミンCは有力なアンチエイジング成分でシミそばかすに効果があると昔からよく言われています。)
この美容液業界ですが、、正直おったまげるくらい高価な商品が多数存在しています。こちらのサイトの表がとても分かりやすかったのでシェアです。(こちら)

ユンスは低価格で比較的若い世代をターゲットにした商品ということになります。
ブランドアンバサダーの武井咲さんは1993年生まれの現在31歳ということなので、アラサー世代をターゲットにした商品なのでしょう。91年生まれの筆者が思うのは、シミそばかすが気になったり、日焼けが戻りにくくなってくるのって20代後半からが本番です。(そして妊娠すると悪化、34にもなると本格的な加齢が始まってきます。笑)このアラサー世代をターゲットとしていることや直販やAIを活用したマーケティング戦略を行っていることで、品質の割に価格を落とすことに成功しているように感じます。
この世代は婚活をしますし、挙式前にも美容には気合を入れます。最も美容にかける熱量や金銭的な余裕がある世代とも言えると思います。(出産後は人によっては熱量低下。。笑)
インフルエンサーによるユンスの評価
美容系有名インフルエンサーのかずのすけさんのYouTubeを引用します。(化学系院卒の経歴を活かした化粧品の成分解説の第一人者です。プロフィールリンク)
このYouTubeの最後の部分がとても気になりまして、千葉由佳さんについても調べてみました。(画像に記事リンク貼りました)

2022年のこの記事によると、ユンスは千葉さんが立ち上げた会社なのですね。そしてAIロボティクスと一緒になり、プロデューサーという立場で関わってきていたのだそうです。こちらのYouTubeでユンスを離れることになったことについてお話ししてくれています。
千葉さんが離れたことによって、ユンスの開発力に影響があるのか?というのが興味深いところです。
今回美容系のYouTuberの方の動画をたくさん見ました。それで思ったのは「美容は人それぞれ」だということです。万人に正しい美容法というものは存在しなくて、言い方悪いですが「趣味の世界」だと思うのです。だからこんだけたくさんの化粧品が存在している訳です。そして一番大切だと思うのは、ユンスにはリピーターがついていて、ファンが増えているということだと思います。ユンスのファンの方の声を聞き、製品開発をすることができているのだと感じています。
美容家電「Brighte」について
Brighteのラインナップは、美顔器とドライヤーです。この調査は非常に難しかったです。。笑
美顔器
美顔器についてはYouTubeにもたくさんのレビューがありました。
このあたりかな〜と。
ただ、どうやらMAQUIA やVOCEといった美容雑誌で賞を取っているようなので、美容意識の高い方たちからの評価は得られているようです◎
今回はYouTubeを中心に調査をしましたが、どのくらいの人気なのか正直かなり難しかったです。個人的には、マッサージとしての使用に興味がありました。笑(表情筋の筋トレは無意味説推しですが、コリは解消した方が良いと思っている派です)
ドライヤー
これがまたもっと情報がなくて…でした。
Brighteのドライヤーは高級ドライヤーの部類に入るのですが、高級ドライヤーの中では現在「Re-Fa(リファ)」というブランドが最強です。価格もBrighteと同じくらいなので、リファとガチンコでしょう。リファはとてもレビューや口コミが多いので、どうなるのかな〜と。
楽天のショップレビューがとても参考になりましたが、結構良い評価をいただけているようです。
中にはダイソンもリファも持っているという強者もいて、ダイソンとリファのいいとこ取りで満足しているとのコメントもありました!こちらも参考に見てみると、評価がわかるのかと思います!(楽天ショップレビュー)
まとめ
以上製品についてのレビューでした!
私の個人的な感想としては、「コアなファンの心をしっかりとキャッチしている」という印象でした。
そもそも化粧品というものは、気持ちが大切な商品です。笑 良いと思って使えば良くなるし、良いと思わないと効果はなく、リピートもありません。これだけ星の数ほど商品がある化粧品業界で会員数が右肩上がりということは、リピーターのファンをしっかりと捕まえているということだと感じています。
また、その「コアなファンを掴む」という戦略は、Brighteでも活きていると感じました。美顔器や高級ドライヤーは誰もが必要なものではありませんが、ある悩みを抱えている人には喉から手が出るほど欲しいのだと感じています。そういった市場の潜在的なニーズを洗い出し、適切な開発とマーケティングによって、必要な人に必要な商品を届けることができているというのがAIマーケティングの凄さなのだと感じていますし、AIロボティクスの真の強みはそこにあるのだと感じています。
