訪問ありがとうございます。当ブログオーナーのおかぴちゃんです^^
簡単なプロフィール▶︎▶︎「いってらっしゃいとおかえりなさいが言えるお母さんになりたい」という夢を持った10代から、22歳で不妊症(PCOS)という絶望から這い上がった1児の母。県職員から結婚後脱サラ起業、出産後育児ノイローゼからの事業失敗を経て、主婦投資家になる。年利50%を目標に億り人を目指して頑張ってます!!
今日は私の推し銘柄であったDeNAについて、振り返っていこうと思います。
結論から言うと、16時前くらいに決算が発表になって、やばいと思って、一旦冷静になろうと思って、家事と育児と寝かしつけを終えてからPTSでぶん投げました。。
そう思うに至った経緯を書き残していきます。
購入時のシナリオ
そもそも私は、DeNAは2024年8月にINしました。
その理由は、ポケポケのリリースニュースを見たからです。そして会社のことを調べたら、前期がとんでもない赤字で、ポケモンカードのゲームが出て、多分それなりに売れるだろうから、これより悪くなることってないよね?みたいなストーリーでINしました。(結構ふわっとした動機です。今より知識なかった頃ですから。。)
そもそもなのですが、私はゲームに超絶疎いです。(大学生でスマブラデビューした逸材だそうです。笑)そんな私でも知っているポケモンですし、ポケモンカードも知っていたので、面白そうだな〜と!なんてったって我が母上はドラえもんを禁止にした逸材ですから。。笑(ドラえもんに依存するのび太が嫌いなんですって!笑)
そうして、ゲーム株はリリース後急落すると聞いたので、リリース後に急上昇した時に売却しました。
その後、思ったより株価が落ちないという現象を見て、もう一度会社について精査をして、再INしたのです。その時はセルランを見て、世界中で結構売れてるんだな〜と思ったし、実際に夫がゲームをやり始めて面白いと言っていたし、思わず私もダウンロードしてしまって。。笑
なので、ゲームの売れ行きがピークアウトしたり、自分自身が「つまらない」と感じるまで保有しよう!と決めたのです。
決算を見て思ったこと
決算を見て最初に思ったのは、「やっぱりコンセンサス下回ったか〜」でした。
それは多くのホルダーが分かってたことだったんじゃないかな。セルランを見れば売上予測はできるだろうし、決算1週間前に突然コンセンサスが跳ね上がったので、これは越えられないだろうなぁ…と。
コンセンサスを下回れば売り込まれるという現在のトレンドから考えると、決算前に売るべきだったのだと思います。けれど私は売らなかった。それは、1Qのポケポケの売上が1年間継続できると思ったし(特許を見るとまだ実装されていない新機能もあるし)、開発が遅れている新作の大型IPが発表されれば、その期待感から株価は上がると思ったこと。当時のゲーム部長の井口さん(現ディースタジオの社長)が2025年からがゲームは本番で、時価総額1兆円くらいの事業を作れると言っていたので、まさかポケポケの一本足打法ではないだろう。。と予想していたので。
けれど、蓋を開けたら、ポケポケの一本足打法。
しかもその売上も「リリース直後からは減るけれど、うちはどこかの段階から安定的な収益をとるのが得意な会社なんです」と言うIRでの説明。
そしてさらに、ポケポケで得た大量のキャッシュをどう使うのか?という道筋が全く見えないという不透明感。これが決定的でした。
稼いだお金はどう使うべき?
上手く経営をするには、稼いだお金を上手く投資に回さなければなりません。現在DeNAはポケポケという超「金の成る木」を手に入れたので、その果実を取れる間に新しい金の成る木を育てる必要があるのです。
それがゲーム事業をさらに強くすることなのか、はたまた新しい領域に手を出すことなのかは経営者の腕の見せ所だと思うのですが、私の個人的な意見としては、ポケポケで得た世界規模のソシャゲのデータってものすごい財産だと思うのです。その貴重な財産を上手く活用して、日本が誇る最強IP(任天堂系なのか集英社系なのかは分かりませんが)を世界で戦えるスマホゲームに育てて欲しいな〜と。そこに期待していたので、ガッカリ感が否めませんでした。
めちゃくちゃ個人的な見解ですが、DeNAが考えるソフトローンチ戦略と、IP側の考えが上手くまとまらず、現段階で発表できるものがなくなってしまったのだと思うのです。勝手な想像ですが。。
また、ゲーム以外の事業に使うと過程して、南場会長が推しているAIへの投資という可能性もあるのでは?と思って、こちらにも期待をしていました。けれども、これはとてもふわっとしたもので、この内容でDeNAが他の企業と差別化できるのか?と考えた時に、私にはよく分かりませんでした。だからここでもガッカリしてしまったのです。
ゲーム事業の立ち位置
もう一つ気になったのが、DeNAの中でのゲーム事業の立ち位置です。
DeNAはモバゲーでヒットした会社ですので、ゲーム事業は元々主軸だったはずです。ですが、ゲームはヒットするしないに売上がかなり影響されるので、収益が安定しません。そこで、ヘルスケアや他の事業を始め、今までの経験が活かせて、かつ安定的な収益が得られる事業内容へと中心をシフトしたいのだと思います。だから中長期計画にそんなような記述「ゲームはアップサイド」と書いてあるのだと考えました。
けれど現状、ヘルスケア等は赤字で、会社の利益はほぼポケポケが稼いでいるという現状です。そしてポケポケもある程度のところで安定的な収益が得られるとも説明しているにも関わらず、ゲームはアップサイドという従来の考えを変えず。これが私にはちょっと理解に苦しみました。せめてポケポケの収益を少しでも反映させたものを練り直すべきだったのでは?と思ってしまいました。
結論
と言う過程を経て、将来性なしと判断して、私はDeNAをぶん投げました!
決算書には数字的な部分もたくさん書いてあるので、そこも見ますが、定性的な部分を見て将来を予測することが更に大切だと思ったので、こう考えて売却しました。
会社予想のEPSは出ていませんが、四季報予想のEPS水準で考えると相当な割安ですよね。ですが、今期はそのEPSを達成したとしても、新ゲームがなく他事業もそれほど競争優位性がある訳ではありませんから、来期のEPSは恐らく低くなりますよね。そうなると、中長期目線での買いは入らないので。。と感じました。
決算から1週間半が経過して、株価は更に低迷。。ぶん投げて正解だったとは思いました・・上がっていきそうな雰囲気が皆無ですね。(新パックも恐ろしいほど微妙ですし。。笑)