今日は久しぶりに「私の働き方」について話していきます^^
私は今どきの働き方は多様で良いと思っているし、こうしなければ!みたいな固定概念も捨てて良いと思っています。
けれども、いざ退職となると勇気が必要だったし、なんとなく違和感を持ちながら「勤め人」をしている方も多いと思うので、私自身が感じていることをリアルな気持ちで書いていこうと思います^^
退職して起業した経緯
私は昨年9月に、3年半勤めた神奈川県庁を退職しました。
公務員になろう!と思った頃は定年まで勤めるものだと思っていたし、そのつもりで選んだ職場が地方公務員でした。
ですが、入庁直前に人生設計について考え直したくなる事件が勃発して、「生き方」について真剣に考えました。
その事件から1年かけて、自分の人生観、働き方に関する価値観を明確にしたときに、3つのテーマが私の働き方の核にしたいことに気づきました。
その3つのテーマが、
- いってらっしゃいとおかえりなさいが言えるお母さんになる
- 「食」の分野で活躍する
- 私にしかできない仕事をする
でした^^
この3つのテーマを叶える働き方をするために、今の仕事を創造するという選択をしました。
…というのが、かなり駆け足ですが退職に至った経緯です。
退職して良かったこと
良かったことはたくさんあります^^
挙げ出したらキリがないのですが(笑)、一番良かったことは「時間がある」ということに尽きると思います。
公務員をしていた頃はとにかく時間がなくて、毎日が戦争のような日々でした。笑
7時前に家を出て、2時間かけて通勤。帰宅するのは19時頃…
朝ごはんは食い逃げしてたし(笑)、洗濯も夫が夜していてくれました。外干しなんてする時間がないので、洗濯物の仕上がりもイマイチ。部屋の中はぐちゃぐちゃで、土日はぐったり…なんて日々でした。
加えて、当時の私は起業の準備もしていたので、それはもう毎日必死でしたね。笑
当時の私たちは、時間的、精神的に余裕がないことが何よりもしんどかったです。と言うか、疲れ果ててましたね。
「時間」ができたことで、夫の帰宅後はリラックスして過ごすことができるようになったし、家事も日中にほとんど済ませられるようになりました◎
家の中もスッキリと片付き、なんとか人を招待しても大丈夫な様子になってくれました^^
日常生活に対する満足度は、それはもう驚くほど向上しています◎
不安はなかった?
もちろん、ありました。
特に一番大きかったのは「金銭的な不安」です。けれども、こんなものは大したことではないと今となっては思います^^
金銭的な不安解消法①
まず、ある程度の貯金があったことは大きいと思います。
公務員の給料って本当に大したことがないのですが、3年間実家暮らしをしていたので、それなりにお金が貯まります。
なので、お金の不安が強い方はある程度貯めておくことをオススメします^^
金銭的な不安解消法②
辞めて大変になるのが、社会保険料の支払いです。これがもう…フリーランスだとサラリーマンの倍くらいになります。汗
日本の社会保険料の高さには驚きましたが、この点は夫の扶養に一旦入ることで解決しました◎
金銭的な不安解消法③
とは言っても、本当に稼げるのか不安な点はとても大きいと思います。
そんな方へのアドバイスは「稼ぐと決める!!!」この一言に尽きます^^
稼ぐと決めてしまえば、あとはその目標に向けてひたすら行動するだけなので、大抵のことを叶えることができます◎
どうしよう…と、グダグダと不安になるくらいなら、「稼ぐ」と決めて、着々と行動に移したほうが早いです!
…といった感じに1つずつ不安を潰していきました。
とは言っても、辞める前はグダグダと悩んでしまったけれど、今はあの時勇気を持って辞めた自分と、勇気を持って私の背中を押してくれた夫に感謝の気持ちでいっぱいです。
退職をすると、一時的に社会的身分を失い、一時的に収入が減りますが、そんなのは人生の波の一部です。
稼ぐと決めれば収入はいくらでも増やせる世界だし、法人登記すれば社会的身分だってまた戻せます。きちんと準備して挑めば、恐れているほど大変なことにはならないと思っています!
私たちが今感じている人生観としては、辞めて減った収入分よりも、得た時間の価値の方が大きいので、トータルの人生の豊かさは増したと思っています。
人生、お金ではないです。
もちろん、お金は人生を豊かにする愛のチケットなので、素晴らしいものだとは思うし、是対に必要なものであるのも事実です。
けれども、その側面だけに囚われて、かけがえのない時間を浪費してしまうことは、すごく勿体無いことだと感じています。
私は「公務員」という仕事を手放した代わりに、「時間」と「自由」と「やりがい」を手に入れることができました。
公務員という枠に囚われて、自分の心を削って仕事をしていた頃と比べれば、何千倍、何万倍というレベルで豊かな暮らしを過ごせています。
心の底から、辞めて良かったと思っています^^ご参考までに!