立冬も過ぎ、季節は「冬」になりましたね。
「冷え性改善」というと「生姜」「靴下」なんかをイメージする方が多いと思いますが、今回番組で取り上げていたのは、山椒でした。なので、山椒の効果やオススメの食べ方をご紹介します。
【山椒(サンショウ)】って?
山椒はミカン科サンショウ属の落葉低木です。私たちが普段食べている粉末の山椒は、実の皮を粉にしたものなんです。
冷え性に効く理由
山椒のピリっとした味は、「サンショオール」という成分によるものです。
このピリっとするサンショオールは、血管を拡張する作用があり、血流が良くなるので、冷えに効くと言われています。番組では、寒い部屋に入れる実験をしていましたが、産地の農家さんや日頃から山椒を食べている方は足先までポカポカでした!
農家の生活は早寝早起きだったり、体を動かす仕事が多いので、健康的な生活をしていることも、冷えとは無縁な要因の一つだと思います。冷えの理由は1つではないので、食品だけに頼るのではなく、運動や生活習慣も含めて見直すのが◎と考えています。
オススメの食べ方
オススメは、粉末の山椒をお味噌汁にかけて食べる方法です!
番組では、焼き魚や豚汁、アイスにもかけていましたが、手軽さは圧倒的にお味噌汁でしょう!七味唐辛子をかける感覚で使ってもらえればOKです。

こういった粉末の山椒が売っているので、そのまま少しかけてお召し上がりください♪私は今朝、卵かけごはんにもかけてみましたが、とても美味しかったです◎
1日の摂取目安は、うなぎに付いてくる袋くらいの量の0.2gくらいとのことでした。
何事も摂り過ぎはNGなので、ほどほどにしてくださいね。
その他の冷えに効く食材
①シナモン
血管の健康状態を向上させる効果のあるスパイス。漢方では「桂皮」とも書かれて、冷え性の方や婦人科系の方に多く処方されています。ヨーグルトやホットドリンクにかけるのがオススメ◎
摂り過ぎは肝機能に影響が出るのでNG。軽くふりかけるくらいに留めてください。
②骨つきの鶏肉
個人的にはかなりオススメの食材です◎韓国の薬膳料理で「参鶏湯(サムゲタン)」がその代表例です。
参鶏湯は鶏を丸ごと、高麗人参・ニンニク・なつめといった食材と煮込む料理で、滋養強壮に効果があると言われています。漢方でいう「血」を補う働きが強く、貧血傾向の強い現代女性にはピッタリです。
骨の部分は「血」を作る働きが多いので、参鶏湯のように煮込んでスープにするのがオススメです◎
これから本格的な冬が始まります。その前に、少しでも対策をして、心も体も暖かな冬を迎えたいですね♪