そこらじゅうにあって、便利なコンビニ。
ですが!便利なものには必ず「ウラ」があります。
私は夫も父も弟もエンジニア系の職種だし、自分自身も先端研究をしてきた身なので、全てを一概に否定するつもりはありませんが、知識として「リスクがある」ということは知っておくべきだと考えています。
「食べてはいけない」と思ってしまうと、辛くなることもあると思うし、やはり便利なものに頼るべきポイントだってあります。
なので、知識として頭の片隅に置いておいてもらえると良いかと思います!
食品添加物って?
「食品添加物」と聞くと、なんだか悪者なように聞こえますが、私は全て「悪」とは思っていません。
なぜなら、添加物がなかったら、多くの食品が保存できないし、食中毒菌が繁殖してしまうからです。
普通の食品は、その辺に置いておけば次第に腐っていきますよね。
ですが、コンビニで売っている食品って、そもそも何日も陳列できるものが多く存在しています。
不思議だとは思いませんか?
夏の暑い日にお母さんが作ったお弁当が腐っても、コンビニ弁当は腐りませんよね。
そうできるのは、食品添加物のおかげなんです。
食品添加物って危険なの?
ここまで聞くと、食品添加物もアリなように聞こえますよね。
日本人がまだ「食べる」ことに必死だった時代、がむしゃらに働いていた時代は、便利なものが何よりも優遇されていたのだと思います。その時代はやはり添加物がどうとかこうとかよりも、便利さに価値を感じて使っていたのだと思います。
しかし!今は豊かさの時代。
そして、人生100年時代の突入で「健康志向」が非常に高まっていると思います。
その中で、添加物を長年摂ってきた人々が病気になったり不調を訴えることが多くなってきて、添加物の研究についても色々と進んできて、今の「添加物=危険」のイメージが増えてきたのだと感じています。
ですので、私の個人的な感想としては、「便利さを取るなら、添加物は悪ではない。けれども、体に不調を感じていて、自分の体を大切に長生きしたいなら、添加物は避けるべき」と考えています。
特に、発達途中の小さな子どもや次世代の命を育む若い女性については、特に避けるべき、というのが私の立場です。
コンビニ食に多い添加物
コンビニ食に多い添加物の一つに「リン酸塩」があります。
これは、EUでは既に使用禁止となっている添加物ですが、日本はそのあたりの認可に関しては非常に遅れを取っている国なので、まだ使用されています。
最近、セブンイレブンとローソンが「リン酸塩不使用」を公表しましたが、リン酸塩は「調味料(アミノ酸等)の中に隠すことができるそうなので、注意が必要です。
リン(P)は多くの加工食品に使われています。リン自体には害はなく、むしろ体に必要なミネラルの一種なのですが、その過剰摂取が問題なのです。
リンの過剰摂取は、鉄の吸収を阻害したり、亜鉛不足になったり、腸内環境が乱れる可能性があります。
女性であれば、特に貧血や婦人科系に問題が出やすくなります。
男性であれば、精力不足になる可能性があります。
婦人科系に不安がある方、妊活中、妊娠中の方には、やはりオススメできません。
同様に、男性も夜の元気や持久力がなくなるので、加工食品を減らしてみてください^^
「無添加」というトラップ
じゃあ「無添加」ならいいの?と思うかもしれませんが、ここにもトラップが潜んでいるので注意が必要です。
無添加と謳っていても、添加物が入っている可能性は大いにあります!
表示の義務のない食品添加物も大いに存在しています。
場合によっては、無添加と謳いたいあまりに、安全性がきちんと評価されてない物質を塩化物として使用してたり…なんてことも有り得るし、健康志向の高まりから、そういう「法の穴」をついてくるメーカーが出現する可能性だってあります。
とにかく!加工食品は、何か添加物を入れないと普通に腐るので(笑)、何かしら入っていると思って頂くのが無難な考えです^^
じゃあ、何食べる?
「食べるものがない…」と思った方もいると思います。
私が推奨するのは、圧倒的に自炊です!!
自分で食べるものくらい、自分で作れるようになりましょう◎
自炊というとめんどくさいイメージもあるかと思いますが、コツさえ掴めば全然めんどくさくないし、健康的に節約もできて一石二鳥です^^
凝った料理やインスタ映えする食卓は一切不要です。私も毎日の調理時間はたった40分ですが、あの品数とボリュームです!
知識とコツがあれば、大切な体を守れます。知識をもって、自分の体を守り、100歳まで元気な体でいられるようにしましょう^^
料理・栄養についてサクッと学びたい方には自宅で学べる online kitchen SUMIRE が便利です^^
「料理教室に行くのが恥ずかしい…」という男性でも、自宅でコソ勉できるのでとてもオススメです◎